2012年12月18日火曜日

急性免疫介在性溶血性貧血

免疫介在性溶血性貧血は赤血球表面に、免疫抗体が結合して、赤血球が破壊されるために起こる貧血のことです。 初期症状は、寒がる、食欲不振、落ちつきがない、運動時疲れる、脱力などで貧血特有の症状というわけではありませんが、歯茎が白っぽい、白い犬で皮膚のピンク色がなくなるなどが起こった場合は、貧血を疑ってよいでしょう。 まれですが赤色尿や黄疸もみられます。また消化器症状(嘔吐、下痢)なども起こる場合があります。状況によりにも血液を固めるのに必要な血小板も一緒に減少することがあります。このケースでは皮膚や粘膜に点状出血や紫斑がみられて、血便や黒色便もあります。その他の症状としては、常にみられるとは限りませんが、呼吸が速くなる・四肢が冷える・鼻、耳の先端、足の先が紫色になり、壊死したようになることもあります。

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